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ラグビーワールドカップで一番素晴らしかったのはスコットランド戦

 今年のラグビーワールドカップのジャパンの戦いは本当に素晴らしかったとほとんどの人が思ってるでしょう。私もその中の一人で、ジャパンの試合は全部見ましたが、その中でも特にベスト8をかけたスコットランド戦は素晴らしかったと思います。
 南アフリカ戦は苦戦が強いられると予想していましたが、期待が大きい分点差が開いて惜しかったなという感じです。しかし、強豪のアイルランドに点差をつけたまま勝ったところからジャパンはすごくなったというイメージが強くなり、アイルランド戦にも
期待がふくらんでゆきます。ただし、スコットランドも強いがアイルランドに勝ったんだからいけるんじゃないというのが試合前の感想です。それでは、アイルランド戦の印象に残ったプレーを書いてみます。
 まず、ジャパンのキックオフで田村がゴロをけって相手のミスを誘いました。最初は、ミスをせずに普通にプレーするだろうと考えていましたが、さすが一味違うと思いました。そして、意外だったのは前半6分に先制トライを許したことです。前半の中盤まではとられないと思っていましたが、簡単にとられたので今回はやられるかしれないと思い始めました。そして、これも意外だったのはここからくずれなかったことです。
 今までの記憶では強豪と戦うと、前半に善戦して後半に負ける、前半早くに取られて
大差で負けるといった印象が強かったので、どうかなと思っていました。
 やはり、アイルランド戦でみせたディフェンス力は本物で、ジャパンのディフェンスはなかなか崩れず、フォワード戦でもじりじり優位に立っていました。実際ボールの支配率は74%だったということで、本当にすごい数字でした。また、17分にすぐ松島がトライを取り返したのも良かったと思います。25分にもオフロードパスをつないで稲垣がトライをとれたのも良かった。
 中でも39分に、福岡がグラバーキックを受けてトライをとったプレーが一番印象に残っています。今までの戦いで、キックパスからのトライが印象的だったのでどこかでやってくれるのではないかと思っていたことをやってくれたからでしょう。ジャパンは特に狙っていなかったかもしれませんが・・・。
 そして、後半は安定感があって逆転の猛攻を感じさせる場面はありませんでした。互いのフォワードは疲れているものの、スコットランドにスタミナで負けていませんでした。いつもは後半がきつくなってしまうのですが。
 最後は、スコットランド選手にいら立ちや疲れた様子のほうが目立ってきて、対戦する強豪チームには見ることができなかった場面が見れて、ジャパンは強いんだなと感じました。
 最後に、NUMBER993・994号のインタビューで、田村優・田中史朗選手が語っていますが、ゲームプランはポゼッションを高めることだったそうです。そして、「ポイントに関係なく相手をボコボコにしよう」とリーチが言っていたそうですから、後からビデオを見返すと面白いかもしれません。